【五行歌】高樹郷子さんの歌

ふるえる詩

五行歌の詩人、高樹郷子さんの詩に心ふるえました。

最果ての
礼文は
鳥の影もない
雲の
住み処

このひとつの詩だけで礼文に行きたくなりますね。私は19歳の淡い夏が、記憶に蘇ります。

この世に
思い残すことがないほど
燃えてみろ と
落日は
渾身の赤だ

こんな生き方をしていきたいものです。

伏流は
どんな巌をくぐり
どんな水を集めたか
野に出て
試されている

己を厳しく律して生きる清々しさを感じます

どんな
歴史的大事業も
最初は
一人の深い
思い入れ

無人の荒野へ、なぜ人は一歩を踏み出そうとするのでしょうか。心の奥底にきらめくわずかな光だけが頼りです。

どんな花束より
嬉しい
あなたに会えてよかった
という
言葉一輪

こんな出会いを重ねていきたいものです。

4+

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